離婚後のこと③実家へ

離婚後すぐは実家に移りました。私の部屋は物置として使っていた納戸を使わせてもらい、息子は無駄に広い両親の寝室の一部を間借りする形となりました。

3畳ほどでしたが、下に空間があるタイプのベッドを置いて、下に学用品を収納したり、LEGOや本を置いてちょっとした秘密基地のような感じになっていました。

ロフトベッド←こちらから

こんな感じのベッドです。階段下に物が置けたりちょっとした鞄や上着を掛けれたり自分で管理できる環境を作ってあげれたのが良かったです。

間借りということでしたが両親は、寝るときにしか来ないので、ソファもテレビも独り占めできる快適な空間になっていました。

私の部屋はもともと納戸だったのですが、要らないものは整理させてもらい、普通の部屋のように使えていました。

取り合えず、滞納していた家賃の返済が終わり自立できる資金が溜まるまでという期限付きで、実家暮らしが始まりました。

離婚後のこと②息子への気持ち

夫婦関係は解消したけれど、息子にとっての二人の関係が変わることはなかったです。

息子が元夫と会うことを制限しなかったのは、その権利が私にはないと思っていたからです。

私は離婚のことを息子に早い段階から話していました、その時に別々に住む以外には何も変わらないと伝えてきました。元夫のことも息子の父親として尊重すると決めていたからです。

息子にとって今後も頼れる人は多いほうが良いと思うし、もし将来上手くいかないことがあったときに、両親が離婚していたからと責任転嫁してほしくなかったからです。

「人のせいにしない」ということは息子によく言うことで、誰かに責任を押し付けても問題が解決することはなくて、その時は人のせいにして逃げきれても、結局また同じ問題が起こると困ることになる、それなら自分がどうすればその問題を防げたのかを考えて反省した方が、同じ問題が起きても最小に防げたり、すぐに対処出来たりするよ。と伝えてます。

この離婚が、息子の人生に何の影響もないとは言えませんが、世間的にはどうあれ、本人には全く関係ないと思っていて欲しかったのです。

ただ、転校しなくてはいけないことに息子はとても悲しんでいました。

この時、息子は4年生で通っていた学校のお友達や先生がとても大好きでした、なんとか通わせてあげられないか、先生と相談して5年生までならと、特例で越境通学させてもらえるようになりました。学区内までは保護者が付き添うという条件付きでした。

その事を知り、元夫は引っ越し先を学区内にしてくれ、朝は元夫のマンションまで私が送りそこから登校し、放課後はマンションにカバンを置いて友達と遊べるようにと、息子の希望を叶えてくれました。

数カ月だけれど、息子にとって心の準備が出来て良かったと思っています。

5年生から通いだした学校では、同じ町内で実家に行たび遊んでいた子と同じクラスになれたおかげで、お友達がたくさん出来て楽しく通えていました。

高校生になり、みんな別の学校になったけれど、今でもたまに集まって遊んでいるようです。離婚してなかったら出会えてなかったと息子は言っていました。

嫌なことや、悲しいことが、あってもその先が楽しければ、それさえも良かったことになるということを学ぶ機会になって良かったと思っています。

結果論ですが。

離婚後のこと①引っ越し

離婚届を出してマンションの退去までの半月は本当に忙しかったです。

引越しは、元夫が出張に行ってるうちに元夫の荷物以外はすべて整理してマンションを出ました。

もちろんそのことは事前に元夫には伝えてありました。離婚してから無駄な争いはしたくなかったので、家族のときは気にしていなかったような常識的な報連相も怠らないようにしていました。

引越しと言っても、本当に少ない荷物でしたが、いろいろ疲れていた時期だったので、引っ越し業者にお願いして良かったです。引っ越し後の片付けもスムーズに終わりました。

離婚前のこと⑨引っ越し

引っ越し先のマンションは私が探しました。

持ち家が3LDKSでしたが、引っ越し先のマンションは1LDKのところにしました。

そのマンションのことは「他のこと」のカテゴリーで書いています。

部屋数を減らしたことで、大量の断捨離をする必要がありました。

持ち物は最小限にするために、知り合いに家具を譲ったり、服やバッグもメルカリや古着ショップで売り、最終的には、近くのクリーンセンターに持ち込んだりして、減らしました。

持ち物を最小にしたくて、わざと小さいマンションを選んだのもあります。

離婚したときこの時に荷物を少なくしといてよかったと心底思いました。

このマンションがとても気に入っていたので、離婚せづこのまま住み続けてたいと思ていましたが、この半年後に、離婚して退去することとなりました。

離婚前のこと⑦引っ越しを提案する

離婚をするにあたり、ローンが残っている持ち家はないほうがスムーズだと考えました。

この時は持ち家と仕事用に借りているマンションがあり、息子は通学路のことを考えて、仕事用のマンションがある学区の小学校に通っていました。

この時、元夫の仕事はほぼ機能していなくて、マンションは息子の通学のためだけに借りている状態でした。

元夫の海外赴任中は息子と二人で仕事用のマンションで生活していて、バス停や電車の駅も近く、お店も多くて、公園もたくさんあって、とても暮らしやすかったのです。

そんなわけで、通っている学区のある賃貸に引っ越したいとお願いしました。

元夫の反応は驚くほどあっさり承諾してくれました。