鬱のこと⑤普段の様子(中期)

元夫には、一般的に鬱病患者に処方される薬があわなかったのもあり、そのせいで一気に鬱状態が加速して寝込んでしまいました。。寝込むことで自信をなくして余計に落ち込んだりもしていたので、初期診断は本当に慎重にするべきだと思います。

初めに飲んでいた薬を少しづつ減らして辞めて、新しい薬に慣れるまでに3カ月ほどかかりました。

この時には、お昼前には起きれるようになってきました。

起きてすぐ30分程度のウォーキングをして、家族で近くの喫茶店に行き日替わりランチを食べる。このルーティンが出来た日はとても体調が良い日です。

そんな日が少しづつ増えていき、お取引先の方の助けていただきながら、仕事も再開していけました。

まだ電車に乗ったり、長距離の運転は出来なくて、遠出はせずに近場で出来ることをして過ごしていました。

焦らず少しづつ本人のペースで進んでいくことが大切だと思います。

こちらの本は、うつ病患者の旦那様と常に一緒にいる妻の目線で書かれている漫画なので、とても参考になりました。

鬱のこと④普段の様子(初期)

鬱になるとものすごく朝が苦手なようでした。

私も3時間おきの授乳が必要だった時で、朝起きて夜は寝るという生活は出来ておらず、朝5時くらいの授乳で起きたときに、ポトフやお味噌汁とおにぎりをいくつか作って、お互い食べれるときに食べられるようにしていました。

セロトニンを摂取出来るらしいという情報から、バナナや納豆も常に用意していました。

元夫が起きてくるのは早くて昼過ぎ、遅いときは18時とか一日起きてこないことも。

起きて気分が良いときは、30分ほどのウォーキングに出たり、息子と戯れたりそれなりに楽しく過ごしているように見えました。

もちろん何もできない日もあり落ち込んだりもしていましたが、私は鬱とはそういうものだと、早々に諦めていたので、ただただ見守っていました。

息子の授乳や排便の回数を記録していたスケジュールメモに、元夫の行動記録も一緒に書いて医師に診てもらっていました。

様子もちょこっと書いていたので、普段の様子が分かってもらえて良かったです。

医師からは、こんなに鬱病患者に引きずられない奥さんも珍しいとも言われました。

寝たきりの元夫の横にもっと寝たきりで手のかかる息子が居たのであまり気ならなかったのだと思います。常に寝不足だったのも良かったのかも知れません。

この頃はテレビの音や音楽が流れているのも嫌がったので、元夫は耳栓をして過ごしていました。

鬱のこと②知る

「鬱病の傾向にあります」と医師から聞いたときは、「??」でした。

なんとなく病名は知っていたけれど、「どうすればよいのか?治るのか?どれくらい?」

何もわかないままでは駄目だと思い、手探りで情報を集めようとしましたがネットの情報もいまいち信用できず、私の周りに鬱病の方や、その家族も見つからない状況でした。

実際には、居たかもしれないですが、まだ公に出来るほど世間の周知が進んでいなかったので、どちらかというと隠しておられる方がほとんどだったのだと思います。

やっぱり正しい情報は本のほうがいいと思い、本屋さんへ行くと、すごくたくさんの関係書籍が並んでいて、私が知らないだけで鬱病で苦しんでいる方はすでにたくさんおられることを知りました。

その中で、私が選んだ本がこちらです。

「ツレがうつになりまして。」

漫画になっていて、愛嬌のあるイラスト、ネガティブな雰囲気を最小限にして面白おかしく書いてあり、鬱の方にも読みやすと思います。

これからどんなことが起こるのか、元夫の中では何が起きているのかが、理解しやすくて、自分がどのように見守っていけば良いのか自分なりの答えも出せました。

私はこの本と、医師からの助言と、自身の見解だけで元夫の鬱病と向き合いました。

元夫の病気を知って、いろいろな方から助言や対策をいただきましたが、それを全部やっていたら元夫も私も壊れてしまうので、いったんすべてスルーしました。

もちろん義父には接近禁止令を出しました。

鬱病のこと①書きます。

元夫の鬱病のことを、このカテゴリーで詳しく書いていきたいと思います。

なぜ分けるのかというと、鬱病の話は辛い話が多く、読みたくない方や、理解できずに苦しんでしまう方が多いからです。なので離婚のカテゴリーでは、サクッと流しています。

しかし私の離婚の話をするうえで必要なことなので、私の考え方も一緒に書いていきたいと思います。

苦手な方はスルーしてください。