「鬱病の傾向にあります」と医師から聞いたときは、「??」でした。
なんとなく病名は知っていたけれど、「どうすればよいのか?治るのか?どれくらい?」
何もわかないままでは駄目だと思い、手探りで情報を集めようとしましたがネットの情報もいまいち信用できず、私の周りに鬱病の方や、その家族も見つからない状況でした。
実際には、居たかもしれないですが、まだ公に出来るほど世間の周知が進んでいなかったので、どちらかというと隠しておられる方がほとんどだったのだと思います。
やっぱり正しい情報は本のほうがいいと思い、本屋さんへ行くと、すごくたくさんの関係書籍が並んでいて、私が知らないだけで鬱病で苦しんでいる方はすでにたくさんおられることを知りました。
その中で、私が選んだ本がこちらです。
「ツレがうつになりまして。」
漫画になっていて、愛嬌のあるイラスト、ネガティブな雰囲気を最小限にして面白おかしく書いてあり、鬱の方にも読みやすと思います。
これからどんなことが起こるのか、元夫の中では何が起きているのかが、理解しやすくて、自分がどのように見守っていけば良いのか自分なりの答えも出せました。
私はこの本と、医師からの助言と、自身の見解だけで元夫の鬱病と向き合いました。
元夫の病気を知って、いろいろな方から助言や対策をいただきましたが、それを全部やっていたら元夫も私も壊れてしまうので、いったんすべてスルーしました。
もちろん義父には接近禁止令を出しました。