元夫の産みの母は3歳の時に病気で亡くりました。
そのことで、義父はすごく病み、毎晩のように酔っては、元夫に暴力を振るっていたそうです。
「お前のせいでお母さんは亡くなったんだ!」その言葉を投げかけながら殴られ、蹴られ、投げられるの繰り返しは、3歳の時から10年くらい続いたそうです。
母親代わりとしてお世話をしてくれた祖母も、夜には帰ってしまうため、6歳の兄と怯えながら暮らしたそうです。密かに気づいてくれてた親戚の方もいたそうですが、世間体を気にしてか見て見ぬふりをされていたそうです。
新しいお母さんが出来たときは落ち着いていたそうですが、離婚するとまた始まってしまい、それは元夫が中学のとき、自分を守るために始めた柔道で力をつけるまで続いたそうです。
それでも、自分が義父より強くなり、いつでもやり返せると自信がついてからは、そんなことはすっかり忘れていたと言っていました。
出産前に、たまたま酔っ払っている義父と出会って一緒になったとき、話の中で、いきなり義父が放った「お前のせいでお母さんはなくなったんだ!」という言葉を投げかけられ、そのことが、きっかけで思い出したそうです。
義父のように子供に手をあげてしまうかもしれない、愛情を持てなかったらどうしようと思って不安だったとの事でした。
元夫は優しくて、私や両親のことも大切にしてくれたり、すごく頼りになる存在だったので、そんなことにはならないと、何度も説得したのですが、なかなか不安は消えず、その後、鬱になってしましました。