元夫の通院に付き添う為に息子を預かってもらう必要があったので、私の両親にお願いしました。
母は普段からなんにでも協力的で、元夫の鬱病のことも理解しようとしてくれたのですが、父の理解は得られずでした。
「子供が生まれてばっかりなのに、何寝込んでるんだ!」
「男が家族を守れなくてどうする!?」
この父の言葉は、自分がどんな時も頑張ってそうしてきたから出たのだと思います。もしかしたら父も少しは、分かっていつつも、可愛い孫の父親がこんなことになってしまって悔しかったのかもしれない、なんとか奮闘してほしかったのかもしれません。
しかし鬱病とは気合とか気力の部分がどうにもコントロールできない病気なのです。我慢でなんとかなるものではないのです。そんなことは本人が百も承知していて、誰よりも悔やんでいることなのです。
私だって理解出来ないことはたくさんあるし、別に理解したくないこともたくさんある。なので父からの理解を得ることは諦めました。
それでも、私が困っているのと、息子をとても可愛いがってくれていたので、いつも快く預かってくれました。それだけでも十分助けになりました。
家族に読んでもらうのにもおススメです。